第二新卒

第二新卒の年齢と定義とは?年齢制限はある?

就活・転職活動で近年よく耳にする「第二新卒」という言葉。具体的に一体どういった定義なのか、いまいち理解していない方も多いのではないでしょうか。

最近では採用サイトに”第二新卒歓迎”という募集項目を挙げている企業も増えてきています。就職、転職を考えている方は自分が第二新卒にあてはまるのか理解し、しっかりとした対策をして就職・転職活動に臨みましょう。

第二新卒とは?

第二新卒とは、一般的に「大学を卒業して一度企業に就職したのち、3年以内にその企業から離職し、転職活動をする若手求職者」に該当する人を指します。

ただ、経産省などどこか公的機関が定義しているわけでないので、明確な定義はありません。上記では”大学を卒業して”と書いていますが、専門学校や高等専門学校、大学院卒業でも該当します。

注意しなくてはならないのは、”一度企業に就職したのち”という部分です。大学や専門学校を卒業後、一度も就職経験がない方は該当しません。

第二新卒の年齢

年齢でいうと24~28歳にあたる社会人経験のある方ということになります。ただ、留学や大学院の在籍年数によって多少前後しますので、必ずこの年齢に当てはまらないといけないというわけではありません。

たとえ上記の定義に当てはまっていたとしても、30代を過ぎてしまうと、それなりの経験やスキルを求められますので、企業側から第二新卒に該当しないとみなされる可能性もあります。

第二新卒の転職事情

実際、第二新卒は転職市場においてどういった状況なのでしょうか。実際の採用状況を募集が増えた背景と合わせて解説していきます。

第二新卒の募集が増えた背景

企業が第二新卒に向けた募集を行う理由は、近年不足している若手人材の確保です。第二次ベビーブームを境に出生数が減少し続けている日本では、若手人材の確保が年々難しくなっています。

さらに、新卒で入社した社員の約3割が3年以内に辞めてしまう傾向にあり、ちょうど第二新卒にあたる24~28歳の人材がどこの企業も不足している状況です。

社会人経験があるため教育コストが新卒に比べて低く、柔軟性のある若い人材はどこの企業も欲しがる人材であり、現在は第二新卒者にとって有利な転職市場と言えるでしょう。

第二新卒の採用状況

マイナビ転職が行なった調査でも、約80%が第二新卒の募集をしています。今後もこの傾向は増えていきそうです。

事実、マイナビ転職掲載の全求人中、約80%が「第二新卒歓迎」(※2)。全国的に職種や業種を問わず募集が相次いでいる今は、第二新卒にとって大きなチャンス! と言えるのです。

引用:https://tenshoku.mynavi.jp/opt/tknisotsu_b/

厚生労働省が調査した「求人、求職及び求人倍率の推移」をみても、高水準が続いており、第二新卒を含めた転職には良い状況になっています。

第二新卒の募集が多い業界

業界別にみると、転職が頻繁に行われている業界風土、人材不足が顕著が業界が多い傾向にあります。

公務員

公務員になるには公務員試験を受ける必要がありますが、公務員試験は新卒でなくても受験できます。

一度民間企業に就職した方がキャリアパスを見直し、公務員を志望するケースが多いようです。

IT業界

IT業界は第二新卒に限らず転職が頻繁に行われています。業界全体のキャリア観も定年まで1つの企業に属するというものではなく、複数の企業を渡り歩くという考え方があります。

市場が拡大しているかつ専門的な業界ということもあり、人材が不足しています。未経験でも五周しているところもあるので積極的に検討してみましょう。

不動産

不動産業界も元々転職が多い業界です。離職率も高い業界なので、転職を検討する場合は、事前に企業のリサーチをしっかりと行いましょう。

第二新卒で転職するときのポイント

企業側にとってみれば、人材不足の解消、教育コストの削減をしたいと思っています。求職者もそれを理解して対策していきましょう。

新卒と比べてそれほど教育コストをかけられないので、求職者は前職での経験やスキルをしっかりとアピールしましょう。

また、面接でのアピールで前職での反省を踏まえることも大切です。企業側は第二新卒は有望な人材であると同時に、短期間で離職した経験のある人材としてもみています。

前職での反省をアピールして、今後の活かす心持ちで臨みましょう。

転職市場における第二新卒の弱点

先述しましたが、やはり短期間での離職経験が弱点でもあります。なぜ、離職に至ったのか、その経験を活かし、今後はどのようにキャリアを目指すのか整理しておきましょう。

面接の際は将来の展望をアピールすることで、「この人なら当分うちに貢献してくれそうだ。」というイメージを持ってもらいやすくなります。

弱点を補って余りある実績を持っている方は、そこも十分にアピールポイントになります。

まとめ

第二新卒の定義や年齢について紹介してきました。近年は転職市場が活発ですし、短期間で離職したことをコンプレックスに感じていた方も、第二新卒という道が開けてきています。

「一度離職してしまうと再就職が難しいのではないか。」と今のキャリアに悩んでいるかたも、第二新卒を募集している企業もたくさんあるので、自分の目指すキャリアのために検討してみてはいかがでしょうか。